そして世界はぐるりとまわる

過去だったり未来だったりいまだったり

漂うことも必要か

自分にとって致命的かと思うのですが、

味覚の許容範囲が広すぎる系味音痴です。

中華料理屋に行って、みんながまずいねと言っているのに、

「おいしーねー」と言って食べてしまえる感じの味音痴です。

自分がまずいと感じたものは、一切口に含めなくなるので

許容範囲が広い割には極端です。

 

普段はそんなに問題にならないのですが、

自分で料理をするとなると困ります。

味付けをしてもおいしいかどうかわからない。

味が薄くても気にならないし、濃くても別に気にしない。

辛いのだけは敏感という謎体質。

一時期この味覚範囲に危機感を持っていて、

料理教室で習えば一般的な味覚がわかるんじゃないかと

思って料理教室に通ったのですが、

「あー、うんおいしい」と思うだけで

味覚の判断基準が変わったわけではなかったですね。

 

ただ料理教室に行ってよかったと思うのは、

レシピ通りに作れば安泰だと理解できたこと。

自分の母は料理をするときに

目分量で調味料を入れるタイプだったのですが、

そうじゃなくてよいんだと気付けたことですね。

もともとお菓子作りは困ることなくできたので、

レシピ通りに作るとルールを決めれば

多少分量を測るのは面倒だけれど

失敗はしないと学びました。

目から鱗

 

一方、料理の下ごしらえとかは中学生時代から

やっていたので、

千切りとか薄切りとかみじん切りとかは普通にできて、

料理教室の先生に「何故初心者コースに入ったの?」と

聞かれる始末。

一般的な料理を学びたかったのですが、

まわりは包丁も握ったことがないレベルの人が

多かったらしいです。

そんなん言われましても。(苦笑)

 

そんな感じで新しいおかずの本を購入したら

「作りやすい分量で表記しています」と書いてあるのに

2人前ほうれん草2株とかバター大さじ1とか

お前初心者なめてんだろというような表記が多い本で

びっくりしました。

せめて購入に困らない分量で表記してほしい。

一人暮らしは切実です。