そして世界はぐるりとまわる

過去だったり未来だったりいまだったり

緊急事態宣言の意義とは。

新型コロナウィルスが世間で蔓延をし始めて早1年、

緊急事態宣言を出したり解除したりを続けているわけですが、

さて経済的な影響がそろそろ試算されていてよいことだよなと

思うわけです。

いわゆる、「1ヶ月緊急事態宣言を出すことにより閉店する

飲食店は●百店」等の見える数字です。

 

病床が逼迫している、感染者数を減らさなければいけないというのは

まぁ間違いではないのですが、

ことここに至っては、経済的影響の天秤にかけなければ、

近所から飲食店がなくなりましたという結末がありうるだろう、と

そういうお話です。

閉店する飲食店の分析ができれば、閉店させないためには

いかほどの補助金が必要かが自ずと出てくる。

配布する側からしたらとんでもない話でしょうが、

店舗の規模、経常コストをきちんと分析しないと

その店舗に相応しい補助金額など出るわけもなく。

飲食店の閉店を抑えるほどの補助金を出せないのであれば、

補助金など役に立たないわけですよ。

 

この辺、国と自治体の切り分けの問題もあって

地域差もあるので簡単には対応できないとは思うのですが

今回の緊急事態宣言についてはゴールデンウィーク前後の2週間で

おさまるとは素人目に見ても考えられなかったし、

人の動きをおさえたいとはいえ、

化粧品などが生活必需品と判断されなかったのか売っている場所がないという

「本当に根拠があってそれをやってましたか?」感がすごくあって

机上の対策とはこういうものかというのをつくづく感じたわけです。

 

てわけで本当に5月末で緊急事態宣言は終わるんですかね?