そして世界はぐるりとまわる

過去だったり未来だったりいまだったり

見た目負けなのか見た目勝ちなのか

職場にて面倒な案件の流れ弾を受け、

まぁこれぐらいならと淡々と処理しておりました。

となったときにふと言われたセリフが。

「さちのさんって初対面の時は全然仕事出来そうに見えなかったんですけど

 すごいテキパキと片付けて仕事できる人ですよねー」

うっわー、なんかすごいこと言われたー!!

普通言わないよ、そんなこと。

 

見た目がおとなしそう、はよく言われるんですが

仕事出来なさそうは流石に言われたことがなかったな。

よくいえば人当たりが良さそうな容姿は接客業では武器になっており、

本来の自分は早口で捲し立てる話し方をしますが、

仕事ではゆったりと話すように心がけているのは

前職のクレーム受付係を経験したがゆえです。

特に今は「トラブルです、助けてー」と言われることが多いため

相手から事情を聞く際に相手のパニックを冷まさせる意味を込めて

こちらの口調はゆっくりめにして落ち着いてもらう、というやり方をしているので

余計にぼんやりやる気のない人間に見られているのかも?

とはいえ、クレーム受付係も含めて修羅場が多い部署を越えてきているので

ごもっともな要望か、それとも言いがかりか、それは譲らねばならないところなのか

そしてその自分の判断は上の意向の沿っているか、は冷静に見ているし、

あまり突っ走らないようにするのも自分の役目です。

 

今回の場合、自分の面倒臭さを除けばそれほど難しい案件ではなかったし

お客様を巻き込んでのトラブルでもなかったので

自分が動いて片付く問題であれば

「今回はフォローに入るので、次回以降は気を付けてくださいね」で

済む内容だし、仕事できるって言われるほどでもゲフンゲフン。

あと追加で「サバサバしてる」って言われたけど、

女性に対してそれは褒め言葉じゃないと思うよ。自分はいいけど。

 

でも多分、普通に貶されたよね、と恋人に聞いて見たところ

(恋人は元上司)

「見た目がふんわりしているのは得なんだから、よい方にとっておきなさい」

と諭されました。

そんなもんか。