マーケティングを語る際に使う言葉であるか否か
ニュースになってからしばらく間が開いてしまったのですが。
今回の話題はこれ。
第一印象は
「よくもまぁこんな反社勢力ワードばかり盛り込んだものだ」
ということですね。
講師として参加しているわけなので、しゃべる内容など
十二分に用意、検討できる状況だったと思うのですが
（乱暴な言い方をすれば、第三者にシナリオを委託することもできたはず）
何故このワードを盛り込んだのかとても謎。
でもこういう言葉を使う中年男性ってあれなんですよ、
「俺は若いころワルやってて～」とか飲み会で言い出すタイプに
ありがちだと思います。
会社にいると害悪なタイプ。
あと細かいことを指摘していくと。
【生娘】とは
うぶな娘。まだ男性との性体験のない娘。処女。
田舎から出てきた女の子が生娘ってすごい思い込みというか
むしろ田舎は遊ぶ場所がないせいで処女率が低いという一説もあるわけですが
田舎から出てきたばかりの少女が生娘って
偏見と個人的理想から出た発言なのかなと思わざるを得ない。
今回、批判は女性蔑視に対して集中していますが、
田舎に関する偏見も相当だと思いますけどね。
ていうかよく生娘って言葉出してきたな。
小説の中以外で久しぶりに聞いたわ。
正直、言葉のチョイスから結構年配の方かと思ったら
そこまではいかない年齢のようで
どういう環境で育ったら大衆の前でこの言葉が出てくるのか
そっちの方が気になるところではある。
あとなんで「シャブ漬け」？
いくらでももっと穏やかな言葉に置き換えられたと思うし、
シャブを麻薬と置き換えることすら何故しなかったのだろう。
まぁこの言葉を置き換えたところで批判は回避できなかったでしょうけど。
あと自分はアラフォーの女ですが、
牛丼好きだし普通に食べに行きますよ。
むしろ若い時代、北海道に住んでいたころの方が近所に牛丼屋なんて
なかったから行かなかったわ。
東京はふらっと歩けば牛丼屋があるから
おなかすいて目がついたら入れる牛丼屋は楽なんですよ。
自分はラーメン屋も一人で入れて平気。
今の時代、
「男に高い飯を奢ってもらえるようになれば」と言っても
奢ってくれる男性ばかりじゃないご時世なので
自分がお金持ちだから（女性にはいつも奢るから？）
その発言かもしれないですが、
今の時代の現状をみえてない人間がマーケティングを語るって
なかなかの矛盾ではないかなと思うわけです。
早々に常務取締役を解任されたそうで、
会社側の判断が早かったですね。
社内でもそういう不適切発言をしていたのではないかと
思われるのも会社の好感度にかかわりますしね。
リスクマネジメントがしっかりされている印象です。
プレスリリースも早かったです。お見事でした。
