そして世界はぐるりとまわる

過去だったり未来だったりいまだったり

見逃しがちであるが重要なことはたくさんある

個人的に消耗品は未開封品を1箱(1包)持っておくようにしております。

というのも、コロナ禍の際にトイレットペーパーを入手できなくなったこともあるし

北海道胆振東部地震の折、北海道の知り合いから提供してくれと依頼があったものが

実は生理用品とオムツであったということです。

よって、生理用品とトイレットペーパー、ティッシュペーパーとミネラルウォーターは

多めに買う癖をつけました。

 

企業の防災担当をしていた時代もありますが、

非常食は従業員人数×⚪︎日分、と基準を設けて購入するのに、

生理用品の必要性を理解しない役職者の多いこと。

男性が多めの会社にありがちだと思うのですが、

「自分が使わないもの」=購入する必要性を理解できない

というのが当たり前になってしまっていました。

あと女性間でも生理の話がタブー化されてしまっていて、

「女性は1日に生理用品を何枚消費し、何日間継続するか」みたいな情報を

集めたくても、協力してくれる方が少なかったという現状もありました。

回答数が集まらないので余計に役職者は必要性を理解できないという悪循環ですね。

生理用品は災害が起こると明確に品切れになりやすいものの一つだと思うのですが

男性のみならず女性もその辺の危機感があまりない印象でした。

 

自分は経血量が多く、いわゆる「昼用多め」の生理用品を使っても

動き回っていると1時間ほどで交換の必要がある時期もあり、

わりと偏っているんですよね。

なので余計に危機感があるのですが、みなさんそうでもないのかしら?

自宅に置いてある非常持ち出し袋にもコンタクトと生理用品入れるようにしていますが

実際にコトが起こった場合、持ち出しは必須だと思いますよ。

自分が使わなくても、他の人に譲ったりすることはあるでしょうしね。

 

最近、商業施設などで「オイテル」を設置してくださる施設が出てきて

とても助かっています。

(機械が大きくて、個室の中では邪魔ですが)

広告を適宜流すことで、利用者側では無料で生理用品が使えるというので

利用者側の負担が少ないということと

使ったことのない生理用品をお試し感覚で使えるというのはとてもよいと思います。

むしろ、ビジネスとして成り立っているのがすごいなと思うぐらい。

これが色々なところで広がってくれるといいなと思います。

噂で聞いたところ、設置に工事が発生するため自社ビルじゃないと

導入するまでのハードルが高いという話でしたねぇ。

 

というわけで、案外盲点になりそうなところだと思うので、

生理用品などの消耗品を多めに購入しておく癖を一緒につけませんか?という

お話でした。