寒くはない、うん。
わたくし、道産子です。東京に来て早数年。
まわりがコートを着て出歩いているなかでも、
上着なしで出歩いて、外出に同行した同僚にドン引きされたことがあります。
でも暑がりなので、極力薄着で出歩きたい派です。
子供の頃から培った体質は、数年では変わらないらしい。
一方、東京に来て驚いたことは。
「梅雨の時期ってこんなに雨が続くのか」ということ。
北海道では長雨に悩まされた記憶がほとんどなく
また雨嫌い(というか傘嫌い)の自分にとっては
毎日傘を持ち歩かなければいけない本州の梅雨は、
なかなかストレスでした。
なんでみんなそんなに傘を持ち歩けるの?
ゲリラ豪雨を警戒して、折り畳み傘を持ち歩かなきゃいけない夏も
地味にストレス。
さらには「本当にこんな強い勢力で台風が上陸するのか」ということ。
北海道に台風が上陸することはあれど、
被害が出るのは1年に1度あるかないかなので
何度も上陸する台風に地味に驚いたのでした。
今年は妙に台風が少なかったですね。
ちなみに、私が秋に北海道に帰省しようとすると
帰省当日に台風が上陸し、飛行機が「天候調査中」になる確率は80%です。
かろうじて欠航になったことはないですが、ダイバートやリターンを予告されて
毎度飛ぶのはつかれます。
新千歳に降りたいのに、旭川に連れて行かれても困る。まじで困る。
今年は新型コロナを警戒して、秋は帰省しませんでした。
台風がすくなかったのは、そのせいでもあるんじゃないか?
世界は私に感謝すれば良いと思う。
最後のひとつはほんの少しの降雪でも交通機関が乱れること。
雪が降って「やっほーい」と喜んで、ドン引きされたことがあります。
こんなんで交通機関止まったら、北海道では生きていけないわ、
というレベルで乱れる。運休もある。
バスなら「まぁ夏タイヤだし仕方ないよね」と思うのですが
鉄道も見事に乱れるわけで、やっぱり降雪地帯は雪でも走れるよう
工夫がされてるんでしょうかね。
すごいな北国。
と、そんな感じで、冬こそが道産子の本領発揮。
北海道からずっと使っているコートはだいぶ古くなったので
今年は流石に買い換えようと思っています。
北海道から使い続けた冬のお供も、これを持って残りはブーツのみ。
分厚い手袋は実家に置いてきたので今やもうないでしょう。
だんだん東京の人間になってきたなと、そんなことを思ったのでした。