そして世界はぐるりとまわる

過去だったり未来だったりいまだったり

理解のなかと理解のそと

最近、一つの事件を自分の中で整理する時間があまり取れておらず、

情報を集める時間もなかったので、改めまして

「岸田総理襲撃事件」について語ろうかと思います。

 

最近すっかり犯人の動機等が報道されなくなりましたが

当初の証言通りであれば、政治信条が問題であることが判明しています。

最初は被選挙権の年齢制限についての主張が押し出されていましたが

自分としてはむしろ供託金についても平等ではないと主張していたとのことで

やっぱりなと思ったわけです。

年齢は自然と解決するが、お金の問題は解決しないことの方が多いので

むしろこの訴えの本命って供託金の方じゃないの、というのが自分の予想。

 

ただそうであれば理解できることがあります。

この容疑者については、ものすごく自分の評価が高く、

自分の中の評価が周りの評価と釣り合っていないことに

不満を抱いているタイプだろうということです。

偉くなれば見返すことができる→社長とかにはなれない→ゴネれば今回議員になれるかも

→無理だった、日本が悪い、首相を襲撃しよう

すごい短絡的。

本人自身の評価が高かろうと、中身を分解するとただのごね得狙っている子供です。

こういう人間のありがちなところに、野望があっても海外には飛び出さないというのも

ありがちなんじゃないかなと思います。

バイタリティがあると割と早めに海外に出て行って、起業するタイプが多いんじゃないかな。

 

ただ最後、「襲撃しよう」という結論に至った点について

思想テロというよりは一歩間違えれば大量殺人に走りかねない思考なので

いずれにせよ危険人物であることには変わりないです。

あと爆弾を作る労力があるなら、別のことにその労力を使えよ。

 

選挙に出たいらしい割には、その先の政策とか目的とかが見えてこなくて

マスコミが制限をかけているのか、そもそも容疑者がSNSでその辺の発信を

していなかったのか、その辺が謎。

自分の評価を上げるため&金持ちになるためという意味であればわかる。

マスコミも報道をしなくなったあたり、都合の悪いことがあったのでしょうか。

(両親のこととかね)

 

今回は大きな被害者が出ず、その点がよかったです。

地元の漁師さんの早い判断に敬意を評します。

ただ、もう少し安全を確保しなければ選挙活動も平和にできないのだろうかと思うと

選挙活動をネットの世界に移行することは考える必要があるのではないかなと思いました。

今の選挙カーでの選挙活動は、選挙を意識していない人も自然と耳に入るため、

有権者が自分で情報を取りに行かないと目に入らないネットでの活動は

なかなか問題が多いんでしょうけどね。